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萬亀山 臨川寺は黄檗宗(禅宗)のお寺です

TEL. 0575-28-4316(黒野)

〒501-3941 岐阜県関市小屋名957番地1

臨川寺のご紹介

山号
萬亀山(まんきさん)
寺名
臨川寺(りんせんじ)
宗派
黄檗宗(おうばくしゅう)
本山
黄檗山 萬福寺(京都府宇治市)
本尊
聖観音菩薩
開山
潮音道海禅師(ちょうおんどうかい)
創建
1617年(元和3年) 江戸幕府開府より14年後
改宗
1660年(万治3年) 臨済宗から黄檗宗へ
住職
現在 第十九代

 臨川寺の歴史

1617年に小屋名村の豪族であった「喜多嶋(きたじま)(亀山)惣右衛門(そうえもん) 雅利(まさとし)」が、小屋名村の領主であった「池田図書政長(いけだずしょまさなが)」の菩提寺として創建しました。

当初は臨済宗でしたが、1660年に潮音道海禅師を迎え、黄檗宗に改宗しました。

最盛期の寺領地は、現在の「カイインダストリーズ小屋名本社工場」周辺まであり七堂伽藍がありましたが、火災等で焼失してしまいました。
現在の本堂は、1854年に第十五住職の代指月(しげつ)和尚の時に再建されたものです。
その功績を讃え、第十七代住職の拙堂(せつどう)和尚によって境内の東側に記念碑が建てられました。

60年ほど前までは、小屋名では有名な「チガドン」と呼ばれる行事があり、臨川寺の参道両脇には出店が並び、大変賑わっていたそうです。
現在の「施餓鬼(せがき)」がそれですが、寺の行事のみに留まっています。


臨川寺本堂